千種公園に咲いてる 金木犀、秋の訪れを知らせる花。
強い香りを放つ花びらは小さく控えめ、その姿から「謙遜」という花言葉がついたらしい。
金木犀の花言葉は「謙遜」「気高い人」、その香りは、上品で高貴な印象がある。
強い香りがもつ邪気除けの効果から、神社やお寺にも多く植えられている。
でもこの千種公園を歩くと、イチョウの木がいっぱいある。 そしてこの季節 お決まりの銀杏の匂い。
だからお散歩をしていると、銀杏の臭い匂いと 金木犀の良い香りが交互にやってくる。
そのせいで トイレの匂いを思い出す。
日本ではかつて、昭和のトイレではお約束のように金木犀の芳香剤が置かれ、トイレ臭と金木犀臭?の対決ゾーンとなっていた。
人間の記憶のうち、もっとも長く残るのは臭覚のようで、雑踏の中で昔の恋人のつけていた香水にふっと反応してしまうように、自宅のトイレはラベンダーの香りなのに、 金木犀の花が咲くと、昭和のなつかしいトイレを思い出してしまう・・・。
ところで、金木犀はたくさんの花を咲かせているのに、実がなっているのを見たことがない。たまたま見落としているのかな。
たくさんの小さな金木犀の花の色 オレンジカラー、 この色と同じキバナコスモスが千種公園にはたくさん咲いてる。
さらにオレンジカラー といえば ハロウィン、だから最近は金木犀の香りがすると ハロウィンの季節になったなって思う。
今年も千種公園に ハロウィンの撮影スポットができていました。
去年はこちら⇒ブログ『ハロウィン』
ここで一句
「ハロウィンは未だになんだかわからない。」(かぼちゃを供養する日だと思ってた )